銀しゃりの「しゃり」って?
銀しゃりの「しゃり」って?
お寿司屋さんでは、酢飯のことを「しゃり」といいます。
銀しゃりのおにぎりも、さっぱりとしておいしいですよね。
銀シャリなんて、お笑い芸人もいるようですね。
「しゃり」とは、白いご飯のことをさします。
この「しゃり」の語源は、
サンスクリット語の「シャリーラ」で
なんと遺骨の意味です。
シャリは漢字で書くと「舎利」と書きます、
白いご飯をなんと白い遺骨に見立てたというわけ、
なんか変な語源ですね。
白からさらに輝かせて、「銀シャリ」、
と言ったのは、刑務所の人々。
毎日まずい麦飯を食べている彼らにとって、
炊きたてでホカホカの白米は夢に見るほどのものだった。
それが、戦中戦後の食べ物のない時代には。
一般人にも使われるようになった。
誰もがおいしいごはんに飢えていたんですね。
今の時代は幸せですね。
【産直の庭】池田