【吹き寄せ】(ふきよせ)

【吹き寄せ】(ふきよせ)
情緒いっぱい

 

吹き寄せ

秋から冬にかけての献立に出る料理で、
 

「○○の吹き寄せ煮」
「○○の吹き寄せ揚げ」
 

などというように使われます。
 

風によって吹き寄された落ち葉を思わせるように、
彩や味よく調理したり、盛りつけることから、
こう呼ばれるようになりました。
 

絵を描くように、
季節の素材を、集めて一つに盛りつけます。
 

同じくひとつに集めて盛りつけるのでも、季節が春なら、
貝寄せと名前が変わります。
 

春に吹く季節風のことを「貝寄せの風」といい。
 

この風によって浜辺にさまざまな

貝が吹き寄せられることから
こう呼ばれます。
 

吹き寄せと貝寄せは

秋と春の料理にのみ使われることばで、
夏と冬ではありません。
 

吹き寄せに盛るコツは、
なんといっても色彩です。
 

例えば、
黄・緑・赤・白・黒の5色の色の食材を使うなら、
全体のバランスも見ながら黒と緑を引き締め色として、
上手に使います。
 

薄緑・緑・紫・紺・白の5色で
「友禅五色」
と呼ばれる色彩もあります。
 

吹き寄せにする食材は、大小をつけづに、
同じくらいお大きさのものを集めて盛りつけると
とても美しく仕上がります。
 

 

【産直の庭】 池田


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